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セラミドの種類(本物セラミドと擬似セラミド)の違いとは?

本物のセラミドと疑似セラミドの違い

※画像:セラミド|小林製薬

ひと口に「セラミド」といっても種類があるのをご存知でしょうか?


大きく分けると4種類あり、いずれも保湿成分として活躍してくれますが、セラミドの種類によって保湿力や浸透力、即効性が違います。肌への刺激や肌なじみを考えると、もともと皮膚に存在するセラミドに近い組成のセラミドのほうがいいです。


「セラミド配合!」といってもどの種類のセラミドが配合されているのかよくわからないのでは先が思いやられます。全成分表示を確認して、本物のセラミドを選べるようにしておきましょう。


天然セラミド(=動物性セラミド)

馬由来や豚由来のものが有名。同じ哺乳類のセラミドということで肌なじみがよく浸透力が高いのが特徴。


成分表示「ビオセラミド」「セレブロシド」など。

当サイト紹介の敏感肌化粧品でいうと「アルージェ」が天然セラミド配合です。


バイオセラミド(=ヒト型セラミド)

ヒトの皮膚に存在するセラミドと全く同質のものを酵母を利用して生成。ヒトのセラミドと同じ構造を持つので保湿力や浸透力が高く、刺激の心配もないので敏感肌やアトピー肌にも安心して使える一番のおすすめ。成分表示ではセラミドの後に番号がつきます。


成分表示「セラミド2」「セラミド3」「セラミド6Ⅱ」など

当サイト紹介の敏感肌化粧品でいうと「ディセンシア」「ヒフミド」「アヤナス」などがバイオセラミド(=ヒト型セラミド)配合です。


植物性セラミド(=糖セラミド)

米ぬか油、小麦胚芽油などから抽出した植物由来のセラミド。植物由来ということで肌にやさしいイメージがありますが、肌の組成とやや異なるので他セラミドに比べて保湿力は弱め。


成分表示「コメヌカスフィンゴ糖脂質」「植物性セラミド」など

当サイト紹介の敏感肌化粧品でいうと「セラクレア」が植物性セラミド配合です。


合成セラミド(=疑似セラミド)

石油原料からセラミドに似た構造の保湿成分を化学合成したもの。擬似セラミドとも呼ばれます。大量生産ができ、安価ということで、多くのセラミド配合化粧品に使用されていますが本物に比べて効果は薄いです。


成分表示「ヘキサデシロキシPGヒドロキセチルヘキサデカナミド」など

当サイトでは合成セラミド(=擬似セラミド)を配合しているの敏感肌化粧品は紹介していません。合成セラミド配合の敏感肌化粧品の例をあげると、有名どころでは「花王キュレル」がそうです。


本物のセラミドを見分けるコツは『番号』を見ること!
バリア機能を高める効果が高い本物のセラミドは成分表示をみると番号がついています。合成セラミドに比べて「セラミド2」(1,2,3,6が肌にあるものと同じ構造)などヒト型セラミドは保水力にして3倍の違いがあるといいます。敏感肌ケアには本物のセラミドを使いましょう。


さらに付け加えると、番号がついたセラミドの中でも特に「1・2・3・6」の番号がついたものに注目してください。高い保湿力とバリア機能強化が期待できます。


ヒト型セラミドの種類と働き

セラミド1/水分保持力が高く、外部刺激を防ぐバリア機能にも優れる(非常に高価)
セラミド2/保湿力が高く、バリア機能を高める。皮膚に最も多く含まれている
セラミド3/水分を保持し、シワを抑制・減少させる
セラミド4・セラミド5/角質の脂質バリア層を作り、保持する
セラミド6・セラミド6Ⅱ/セラミド3と同じ働き。ターンオーバー促進作用あり。
セラミド7/細胞の増殖分化と皮膚常在菌のバランスをコントロールする。

※アトピー性皮膚炎の肌はセラミド1が極端に少ないことがわかっています。


本物のセラミドを配合した化粧品は? 続きはコチラ

セラミドの保湿力を他の美容成分と比較

保湿目的に化粧品に配合されている保湿成分はたくさんあるわけですが、当然、その実力には大きな差があります。また、たくさんある保湿成分が具体的にどんな形で肌の潤いに貢献してくれているのか、 セラミドとの違いも含め、覚えておくと役立つはずです。


 セラミド&セラミド類似成分

水分をサンドイッチのようにはさみこむ性質があり、取り込んだ水分を包み込んで逃がさない最強の保湿成分。湿度が下がっても取り込んだ水分をキープできます。

【成分名】セラミド、レシチン、スフィンゴ脂質など


 水分をたくさん含んで逃がさない成分

真皮にもともと存在する成分で水分をたくさん抱え込んで維持する性質があります。角質層の保湿力を保つ保湿成分として働き、湿度が下がっても水分を保持してくれます。

【成分名】コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、ヘパリン類似物質など


 吸湿性のある成分

肌へのなじみも良く、肌を柔らかくして、潤いを与えてくれる保湿成分。水分を吸収して結合する性質がありますが、湿度が下がる環境になると保湿力も弱まります。

【成分名】天然保湿因子(NMF)、グリセリンなど



セラミドが最強の保湿成分


※最強の保湿成分は「セラミド」


数ある美容成分のなかでもセラミドの保湿力が最高なのは、水分をサンドイッチのようにはさみこみ、取り込んだ水分を包み込んで逃がさないからです。


人間が砂漠に行っても干からびずに生きることができるのは、湿度が20%以下といわれる砂漠でもセラミドと結合し、挟み込まれた水分が蒸発することがないからです。


水分保持力がすごいんですね。


だから朝つけたら夕方まで乾かないというのはセラミドで保湿をすれば当然のこと。肌の角質層にあるバリア機能を直接補うことができますから即効性もありますし、肌にもともとある成分ということで刺激もなく、敏感肌でも安心して使えるのもセラミドで保湿するメリットになります。


さらにもうひとつ、セラミドで保湿することについて付け加えておくと、


要チェック セラミドをそのまま直接補充して潤いを蓄える肌に改善する
要チェック 肌のセラミド産生力をサポートする成分を補って肌のセラミドを増やす。


という「セラミド補給」と「セラミド強化」の2つのアプローチがあるということです。


肌のセラミド産生力をサポートして肌の水分保持力を改善してくれる成分として有名なのが「ライスパワーエキスNO.11」です。


ライスパワーエキスNO.11は、厚生労働省から「皮膚の水分保持力を改善」する効能が認められた成分ですから、直接補充ほどの即効性はないものの継続すれば、肌のセラミド量を確実に増やすことができます。

セラミド保湿についてこの3つだけは要チェック!

要チェック セラミド補給&セラミド強化の2つのアプローチがある!
要チェック セラミド2、セラミド3など番号がつくものが本物&効果が高い!
要チェック ヒト型セラミド(=セラミド2)は刺激なく敏感肌向け!

徹底解説!セラミドが敏感肌ケアに不可欠な理由