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乾燥肌と敏感肌の違いって!?

敏感&やや敏感の人の割合日本人女性のおよそ7~8割が乾燥肌、あるいは同時に敏感肌の症状が気になっているといいます。


実際、乾燥肌ときどき敏感肌という肌質の人が一番多いのではないでしょうか。


乾燥肌は医学的に定義があり、4つある肌質タイプ(普通肌・脂性肌・混合肌・乾燥肌)の1つに数えられているのはご存じだと思いますが、敏感肌については医学的な定義がないうえ、肌質タイプにも数えられません。


「えっ?じゃあ敏感肌って何なの?」と思った方向けに乾燥肌と敏感肌の違いについて簡単に解説したのが以下のものです。


・乾燥肌

乾燥肌とは、皮脂や天然保湿因子、セラミドなどの細胞間脂質が減少してしまったことで水分を保持できなくなった肌状態のことです。症状としては、カサつきや洗顔後のつっぱり感のほか、角層細胞が乾いて剥がれたフケのような白い粉が拭くことがあります。


乾燥が進むと「かゆみ」がでてくるのも特徴で、かゆみに負けて肌を引っ掻いたり、擦ったりすると角層を傷つけて、肌のバリア機能をさらに低下させる原因になるため、より一層、乾燥とかゆみがひどくなってしまいます。


・敏感肌

肌のバリア機能が低下しているため、異物の侵入を防ぐことができず、ちょっとした刺激にも肌が過敏に反応してしまって頻繁に炎症を起こしてしまうトラブルがちな肌状態のことをいいます。


化粧品の成分、気温や湿度の変化、紫外線、ハウスダスト、ダニ、花粉といったさまざまな刺激に反応して肌のカサつき、赤み、発疹、かゆみ、かぶれ、ヒリヒリ感といった症状が現れます。

乾燥肌と敏感肌に共通するのは「肌のバリア機能の低下」

こうして見ると、乾燥肌と敏感肌はあらわれる症状はやや異なりますが、ともに「肌のバリア機能の低下」という肌体力の低下が原因だということがわかると思います。


肌のバリア機能は、皮脂や天然保湿因子、セラミドなどの細胞間脂質といった保湿因子が絶妙なバランスで組み合わさって形成されています。しかし、加齢や生活習慣、食生活の乱れ、間違ったスキンケアによってこのバランスが崩れてしまうと、バリア機能が壊れます。


バリア機能が低下すると細胞から浸み出してくる水分を肌内部に留めておくことができなくなるだけでなく、紫外線、ハウスダスト、ダニ、花粉などの外部刺激に対する抵抗力(バリア力)が弱くなってしまい、ダメージを受け放題、炎症が頻発するようになります。


肌がダメージを受けて表皮の機能が低下すると、通常は真皮内に留まっている知覚神経(求心性C繊維)の末端が表皮まで伸びてきてしまうため、普段なら使っても何の問題ないはずの外的刺激に対して、赤み、かゆみ、かぶれ、ヒリヒリ感と反応してしまうようになってしまいます。


こうしてバリア機能が低下して極限まで抵抗力まで弱ってしまった肌状態を"敏感肌"と呼んでいるわけですが、ほとんどの場合、敏感肌は乾燥肌からはじまって、それが悪化したケースというのが多いです。

乾燥肌と敏感肌の内部で起きていること

※画像:持田ヘルスケア株式会社


特に気温や温度など環境の変化により肌が乾燥して敏感肌になってしまう肌のことを乾燥性敏感肌といいます。稀に皮脂が酸化した過酸化脂質の刺激が原因の敏感肌=脂性敏感肌というケースもあります。


冒頭お伝えしたように敏感肌は医学的な定義がありません。


皮膚科の先生などにいわせると、敏感肌というのは、季節的要因や体調(ホルモンバランスの変化など)により、バリア機能が乱れているだけだったり、乾燥により一時的に刺激に敏感になった乾燥肌という位置づけのものであるようです。

敏感肌、不安定肌、ゆらぎ肌、繊細肌etc...呼び方いろいろ

普段から皮膚トラブルを起こしやすく、慢性的・体質的に敏感な肌だという人もいれば、 季節の変わり目や生理前、疲れた時、睡眠不足のときなどに、一時的に肌が敏感になるという人もいると思います。


どちらも「刺激に弱くなる」という点では共通していますが、慢性的・体質的に肌が敏感な場合と体調や環境、間違ったスキンケアで肌が敏感になっている場合は、問題の本質が異なるため分けて考えられることも多いです。


慢性的に敏感肌だという人は皮膚のバリア機能を担うタンパク質のフィラグリン因子の低下など先天的なバリア機能の異常を抱えているなどのケースが見受けられます。


「ときどき敏感肌」「突然敏感肌」は、一時的に肌が不安定になるということで、敏感肌というよりも「不安定肌」や「ゆらぎ肌」といったほうがしっくりきますし、メーカーなども敏感肌をそう分類して定義していることが多いです。


また、新しい化粧品などを試したときに刺激があると"か弱い肌=敏感肌"と考える人もいるんですが、これは接触性皮膚炎というものなので、敏感肌とはちょっと違います。


接触性皮膚炎:皮膚に接触した原因物質の刺激が肌が耐えられる許容範囲を超えた時に起こる炎症のこと。急性のものと刺激が繰り返されることで生じる慢性のものとに分けられます。


「脂漏性皮膚炎」「ニキビ(尋常性ざ瘡)」「接触性皮膚炎」「光線過敏症(光接触皮膚炎)」「アトピー性皮膚炎」といった皮膚疾患が原因で肌が敏感になっているケースもあるので、ストレスや乾燥、洗いすぎやこすりすぎのスキンケアで敏感肌になったものとは区別が必要です。

乾燥肌と敏感肌を立て直すには「セラミド保湿」が効果的!

乾燥肌、敏感肌の原因はともに肌のバリア機能の低下なので、対策としては肌のバリア機能を構成する保湿因子を補うこと、洗顔やクレンジングを見直して肌の保湿因子を流出させないことが一番効果があります。


保湿ケアでバリア機能を担う保湿成分を補う場合は、肌の水分保持力のおよそ8割を担う細胞間脂質の主成分であるセラミドを補うことが、最も効率的かつ効果を実感できるはずです。


「乾燥肌=水分不足の肌」だと考えて、たっぷりの化粧水で水分補給という一番多くの人がやっている保湿ケアは、乾燥肌がよくならないどころか敏感肌へ一直線なので心当たりがある人は今すぐ保湿ケアを改めるようにしてください。


具体的なセラミド保湿のやり方についての詳細はコチラ⇒セラミド保湿


肌のバリア機能が弱った状態が長引けばそれだけ、紫外線や花粉、その他の外部刺激に対して無防備な状態が続くわけですから肌内部では活性酸素の発生や微弱炎症が頻発し、そのダメージが蓄積することになります。


それが、「シミ・くすみ」「シワ・ほうれい線」「毛穴の開き」「目の下のクマ」といったさまざまな肌老化につながってしまうのはいうまでもありません。


カサつきやつっぱり感、ヒリヒリ感やかゆみなどすでに感じている肌の不快感を改善するのはもちろん、5年後10年後も潤いある艶肌を維持しようと思ったら、乾燥肌や敏感肌の自覚症状があるなら、大至急セラミド保湿で対策することが肝心です。


「乾燥肌と敏感肌の違い」のまとめ


要チェック 乾燥肌も敏感肌も原因は共通して「肌のバリア機能の低下」
要チェック 乾燥肌がより悪化した状態が敏感肌ともいえる
要チェック 乾燥肌と敏感肌の肌状態を改善するにはセラミド保湿が効果的


ということを覚えておいてください。

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