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花粉皮膚炎(肌荒れ・ニキビ・かゆみetc...)が女性に多い理由と対策

花粉皮膚炎について花粉の季節になると「まぶたがかゆい」「肌が敏感になる」「ニキビができる」といった肌の不調を感じる人は多いと思います。


春先の季節の変わり目は、新年度のはじまりということで生活環境の変化(引っ越し)やさまざまストレス(就職や転職)が重なることもあって、肌がデリケートになる時期ですが、最近は花粉が原因の肌荒れ(=花粉皮膚炎)に悩む女性が増えているといいます。


スギ花粉のシーズン(2月初旬~3月末)になって、以下に紹介するような症状の肌トラブルが出ているという場合は、花粉皮膚炎を疑ったほうがいいかもしれません。


花粉皮膚炎の主な症状

要チェック目のまぶたや口周りがかゆく、赤みがある。←一番多い症状
要チェックニキビのような湿疹がでている。
要チェック肌がヒリヒリして敏感肌になっている。
要チェック肌がしぼんだような感じになり、毛穴やキメの荒さが目立ってみえる。
要チェック頬骨の辺りやあごから首にかけて赤みやかゆみがある。

女性に花粉皮膚炎が多いのはバリア機能が低下していることが原因!

これまで花粉皮膚炎の発症原因というのは、冬の空気の乾燥や寒さによる血行不良などで肌のバリア機能が低下しているところに、アレルゲンでもある花粉の刺激が加わってしまうことで、炎症(アレルギー反応)を引き起こしてしまうと考えられていました。


しかし、資生堂の最新の研究報告によれば「スギ花粉に含まれる物質(抗原タンパク質『Cry j1』)に肌のバリア機能を低下させる作用がある。」ということなので、スギ花粉そのものに触れてしまうことが肌トラブルを引き起こす原因になってしまうということなんですね。

※参照:資生堂、スギ花粉がバリア機能を低下させることを発見


この花粉皮膚炎ですが、花粉症の人やアトピー性皮膚炎患者の30%がスギ花粉のシーズンに症状が悪化するというデータもあるようにアトピー性皮膚炎の人ほど発症リスクが高くなります。


覚えておいてほしいのは、くしゃみや鼻水、目のかゆみなど花粉症の症状が出ていなくても皮膚炎の症状だけが出るということがあるということ。「自分は花粉症じゃないし、アトピーでもないから違うだろう」と思っても実は花粉皮膚炎というケースがあるということなんですね。


季節の変わり目の敏感肌や肌荒れと花粉皮膚炎の区別をつけるためにも花粉症皮膚炎のポイントをまとめておきます。


花粉皮膚炎ならではの特徴は?

要チェック 患者は20~50代、男性に比べて女性に圧倒的に多い。
要チェック くしゃみや鼻水などの症状はなくても皮膚炎だけ発症するというケースがある。
要チェック まぶたなど皮膚が薄い部分から発症することが多い。
要チェック 擦ることで症状が悪化する。
要チェック 首も要注意ポイントで、範囲が広がるほど治りにくくなる。


花粉皮膚炎が女性に多い理由としては、普段のアイメイクの摩擦やクレンジングの影響でまぶたを中心に目の周りのバリア機能が低下しているため、その部分への花粉の刺激に対して過敏に反応してしまうからと考えられています。


普段から「洗いすぎ」「擦りすぎ」といった間違ったスキンケアをしている人ほど、花粉のシーズンになると、その影響を受けてしまうというとなんですね。気をつけないといけません。

花粉症皮膚炎を防ぐ&悪化させない予防ケアのコツ!

花粉を跳ね返す!

花粉の飛散シーズンである2月下旬から3月末という時期は、冬の乾燥の影響で乾燥肌になっていますし、紫外線や黄砂、PM2.5など外部刺激が増してくることもあって、敏感肌に傾きやすいです。


そのためこの時期は、いつも以上に肌のバリア機能を高めるためのセラミド保湿を頑張らなくてはいけません。


そしてもう1つ大切なことは、花粉そのものにバリア機能を破壊する作用があることもあることから、できるだけ花粉と肌が接触しないように気を付けることも大事です。


皮膚科やアレルギー科での花粉皮膚炎の治療や対処法というのはあくまで塗り薬(免疫調整薬、ステロイド軟膏)が中心の対症療法です。肌荒れやかゆみの症状が軽いうちに対処することはもちろんですが、それ以上に「予防する」ことがとても重要になります。


花粉症皮膚炎を防ぐ&悪化させない予防法

要チェック 下地やファンデーションをしっかり塗り保護膜をつくって花粉の接触を防ぐ。
要チェック 首は盲点となりがち。スカーフなどでガードする。
要チェック 帰宅したらすぐに洗顔&シャワーを浴びて、花粉を落とす。
要チェック 「かゆい」ようならば赤く腫れる前に病院へ


花粉皮膚炎は長引くと、その炎症やかゆみから色素沈着を起こしやすいですし、皮膚が硬く盛り上がってゴワゴワになるなど見た目も悪くなります。悪化してしまうほど治りにくくなるのはいうまでもありません。


マスクをする、帽子をかぶる、スカーフをまくなどして素肌の露出部分を減らし、そのうえでベースメイクをしっかり行うことで、肌と花粉の間に1枚バリアをつくると、花粉が直接肌に触れることを防ぐことができます。


資生堂アレルバリア調べてみたところ、資生堂のアレルバリアという外部刺激に対する保護膜を作る専用化粧品がありました。


敏感肌処方の日中用保護美容液(日焼け止め&化粧下地として使える!)とのことなので、花粉から肌を守るバリア化粧品として効果が期待できるんじゃないかと思います。


「資生堂 アレルバリア」の詳細はコチラ


屋外から室内に戻ったら洗顔して顔や首に付着した花粉を洗い落とすようにして、できればシャワーも浴びたほうがいいです。というのも意外に見落としてしまうのが髪に付着した花粉で、それが顔に落ちて皮膚炎を引き起こしていることがあるからですね。


「花粉との接触を避ける&花粉を落とす」など花粉の飛散シーズンは、スキンケアが忙しくなりますが、花粉が過ぎ去るまでの一時の辛抱です。しっかり肌を保護&保湿しておきましょう。

徹底解説!セラミドが敏感肌ケアに不可欠な理由