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脂性敏感肌~酸化して変質した皮脂が原因!?

脂性敏感肌の原因は?

敏感肌はあらゆる刺激に対して過敏に反応してしまう肌のことですが、刺激のタイプに応じて、


・乾燥性敏感肌
・アレルギー性敏感肌
・接触性敏感肌(※かぶれ=接触性皮膚炎のこと)
・脂性敏感肌


といった具合に細かく分類されることがあります。このなかでおそらくほとんどの人が知らない、あるいは聞いたことがないのは最後の脂性敏感肌ではないかと思います。


脂性敏感肌とは、皮脂が酸化して変質してできる刺激物質が肌を刺激してしまい、敏感肌になっている状態のことです。


皮脂は、天然保湿因子やセラミドなどの細胞間脂質と一緒になって肌のうるおいを保つ重要な成分ですが、皮脂膜のある肌表面は常に空気や紫外線と触れあっているため、皮膚表面に長時間残っていると酸化してしまい、刺激性物質を含む皮脂(=過酸化脂質)に変質してしまいます。


この過酸化脂質は、正常な皮脂膜や細胞を攻撃するだけでなく、皮膚内部へも酸化を広げていくため、かゆみや炎症(ニキビも含む)を引き起こす原因にもなってしまうものです。


当然、その過程で肌のバリア機能も低下させてしまうため、外部刺激の影響を受けやすくなって敏感肌になってしまうんです。

変性皮脂(過酸化脂質)を取り除くために朝洗顔はしたほうがいいの?

皮脂が酸化した状態を過酸化脂質と呼ぶことがこれまでは一般的だったんですが、最近は、変性皮脂ということもあるようです。呼び名は違いますが、同じ物質のことで、毛穴の黒ずみやニキビの原因になるなど、肌に刺激・ダメージを与える点は一緒です。


変性皮脂の悪影響とは?

・肌のバリア機能の低下
・水分保持能力の低下
・ターンオーバーの低下
・毛穴の開いて目立つように
・肌のキメの乱れ
・微弱炎症を起こす


肌のうるおいや免疫のために必要は皮脂ですが、およそ5時間ほどすると肌表面で酸化しはじめるといわれています。これは寝ている間も同じで、夜洗顔して、朝起きる頃には、肌にはかなりの変性皮脂があるといわれています。

変性皮脂量の比較

※データ:朝洗顔のすすめ|花王ソフィーナ


そして、この変性皮脂ですが、油のついたお皿や鍋を洗って手に付着した油分が水やお湯ではなかなか落ちないように、水やぬるま湯での洗顔ではなかなか落ちないといわれています。


そのため、朝の洗顔も今流行りの水洗顔(ぬるま湯洗顔)ではなく、洗顔料を使って寝ている間に増えた変性皮脂をしっかり落としましょうというのが花王ソフィーナだったりします。


しかし、洗顔料を使った洗顔でうるおい成分を落としすぎることがバリア機能が低下する原因であり、乾燥肌や敏感肌を作りだしている元凶という事実は否定しようがなく、最近では洗顔料を使った洗顔で皮膚常在菌のバランスを乱してしまうことで、肌トラブルが起こってしまうこともわかっています。


変性皮脂のことを考えて洗顔料を使ってしっかり洗ったほうがいいのか?それともセラミドや皮膚常在菌のことを考えて、なるべく洗顔料を使わないで洗顔したほうがいいのか?


良い方にも悪い方にも転がる皮脂とどう付き合っていくかはスキンケアの一大テーマだと思いますが、自分の肌の状態にあわせて、判断するというのが答えになります。


男性や10~20代前半のオイリーな肌の場合は皮脂の分泌量が多いので、変性皮脂によるダメージのほうが肌にとってはマイナスの影響が大きく、洗顔料を使ってしっかり洗ったほうがいいかもしれません。


しかし、30代以降の女性の肌は皮脂の分泌量やセラミドの産生量が減ってくることもあり、変性皮脂よりもセラミドを洗い流してしまうことのほうが肌にとってマイナスの影響が強いかもしれません。


同じ人の肌でも年齢・季節・ストレス環境によって脂っぽさや肌の乾燥具合などは変わってきますし、もっと細かいことをいえば日によっても違うでしょうから、その日の肌の状態にあわせて洗顔するかしないか、決めるのが一番いいのかな?と思います。


この記事を読んでくれている乾燥肌・敏感肌・アトピー肌の人にとってはおそらく、洗顔料を使わないほうが肌の状態は上向くと思います。ただし、あくまでそういう傾向があるだけですから試してみないことには、はっきりしたことはいえません。


大事なのは、情報ばかり詰め込んで頭でっかちになることではなく、試してみて肌の状態のbefore⇔afterで判断するということ。肌ありきでスキンケアして欲しいと思います。

脂性敏感肌のお手入れ方法

乾燥から敏感肌になるのはイメージがあっても変性皮脂が原因で敏感肌になるというイメージはないですよね。夏や汗をかいたときに頬がムズムズしてかゆくなるということがあると思うんですが、それは過酸化脂質が肌の刺激になっている可能性もあるということなんです。


汗に含まれる塩分や尿素などもバリア機能が弱った敏感肌やアトピー肌には刺激物質になるので、その可能性も考えられます。汗はアトピーの悪化因子の1つです。


さて、そんな脂性敏感肌に必要なお手入れですが、それは『洗顔』『保湿』です。


まずは過剰な皮脂を洗い落とす必要があります。熱すぎるお湯を使ったり、洗浄力の強い洗顔料やゴシゴシ洗いをすると肌に必要な皮脂や保湿因子を必要以上に奪ってしまうので洗いすぎには十分気をつけるようにしてください。


洗顔をする時は、体温より低い温度(32~33度程度)のぬるま湯で敏感肌用のマイルドな洗顔料(アミノ酸系やベタイン系、グルコシド系の界面活性剤を使ったもの)を使うのが敏感肌の洗顔の基本です。


>>敏感肌のための正しい洗顔とクレンジング


保湿についてはセラミドで保湿します。肌のバリア機能が低下している点は脂性敏感肌も他の敏感肌となんら変わりないのでバリア機能を立て直すために最も有効なセラミドを補給するようにしましょう。


脂性敏感肌の原因になっている過剰な皮脂は、元をたどると乾燥が原因で分泌されていることがほとんどです。肌表面は皮脂で脂ぎっているようにみえて肌内部は乾燥している肌状態をインナードライといいますが、脂性敏感肌というのは例外なく、このインナードライになっています。


インナードライは、皮脂量はあるので一見オイリーです。しかし潤い不足で保湿能力が不足しているのでハリや透明感がありません。


また、よく混合肌と違いがわからないといわれますが、混合肌はベタつきと乾燥といった両極端な症状が現れている肌のことです。「脂っぽいけど乾いた肌=インナードライ」とは、全然違いますよね。


そのため、皮脂が気になってもベタつきが気になるからといって化粧水だけでスキンケアを済ませたり、乳液やクリームを使わないといった手抜き保湿はしないでください。


とはいえ、しっとり系のクリームは重いと思うので、ジェルに近い軽い使い心地のクリームを選ぶのがいいかと思います。


当サイトでも紹介している米肌~MAIHADA~の肌潤ジェルクリームなんかは、さっぱりしているうえライスパワーエキスNO.11でセラミドも強化できるのでおすすめです。

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