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季節の変わり目の肌荒れ、敏感肌の原因と対処方法

POLAが調査したデータによると1年のうち肌が一番敏感になるのは4月。湿度が低下して乾燥がひどくなる12月よりもデータ上の数値では春先の肌荒れや敏感肌は増えます。

4月の敏感肌

※参照:ポーラ、4月の肌に「敏感度注意報」


なぜ、季節の変わり目(特に冬から春)に肌の調子が崩れやすく、肌トラブルが発生しやすいのかというと、春先特有の気温の寒暖差によって、自律神経のバランスが乱れて肌の免疫力や抵抗力が弱ってしまうからというのがまず1つ考えられる理由です。


肌だけでなく、体にとっても季節の変わり目は体調を崩しやすいと思いますが、これは急激な気温の変化に身体がついていかないからです。肌や体も外部環境の変化に対応して冬仕様から春仕様に切り替わるまでには時間がかかるんですね。


秋の季節の変わり目にも肌が不安定になる原因もほとんど同じです。夏の暑さでカラダがバテて自律神経が乱れやすくなっているところに、10月以降、気温と湿度の低下が加わると肌が適応できず過敏傾向になりやすいです。


秋らしい天気がなく夏⇒冬と一気に変わるようだとより顕著に肌トラブルは現れます。

紫外線や花粉といった外部刺激や新生活のストレスの影響

自律神経が乱れて肌の免疫力や抵抗力が弱っているときに、紫外線量や花粉の飛散量の増加といった外部からの刺激が加わる3~4月は、さらに肌にとって大きな負担がかかります。


例えばここ最近、春になると皮膚科を賑わしているものに花粉皮膚炎があります。


これまで花粉症の症状というと、くしゃみや鼻水、目のかゆみといったものが代表的なものでしたが、最近は目や鼻といった粘膜にではなく、顔や首などに肌荒れ(かゆみ、赤み、ニキビなど湿疹)として花粉症の影響がでてくることが珍しくないんですね。


資生堂によると、花粉そのものにバリア機能我を低下させる働きがあるということですから、花粉に肌が触れてしまうこと自体が肌の抵抗力を奪い、かゆみやニキビを引き起こす敏感肌の原因になっていることがわかってきています。


季節の変わり目に現れやすい肌トラブル

要チェック目のまぶたや口周りにかゆみ、赤みがある。←花粉皮膚炎の可能性大
要チェックニキビ・湿疹ができる。
要チェック肌がヒリヒリして敏感肌になっている。
要チェック肌がしぼんだような感じになり、毛穴やキメの荒さが目立ってみえる。
要チェック頬骨の辺りやあごから首にかけて赤みやかゆみがある。


さらに3~4月は新生活がスタートする時期でもあるので、生活リズムの変化や慣れない環境による心労や睡眠不足など、ストレスがたまりがち。


ストレスは、毛細血管を収縮させて血流を悪くしますから肌のターンオーバーに悪影響を及ぼしますし、最近では皮膚温度を下げることで正常な角層(バリア機能)を生み出すタイトジャンクションの働きを鈍くしてしまうこともわかっています。


ストレス・睡眠不足・喫煙による血流悪化や新陳代謝の低下によって、肌が敏感になる確率は1.5倍にアップするそうなので、季節の変わり目に増える心理的ストレスや物理的ストレスにうまく対処できないと、肌荒れや敏感肌がより目立ってしまうことになります。

季節の変わり目の肌荒れ、敏感肌に対する3つの対処方法

「いつも使っている化粧品がヒリつく」「乾燥がひどくなる」「ニキビができる」「赤みがでる」など季節の変わり目の肌トラブルの症状は人によってさまざま。


症状が1つに絞りきれない為、敏感肌というよりも不安定肌やゆらぎ肌と呼び方もされることが多いわけですが、いずれにせよ、肌のバリア機能が低下することにより自分の肌の弱点が露わになってしまう状態だと考えたほうがいいです。


「寒暖差」「紫外線」「疲労」「花粉」「ストレス」etc...。


季節の変わり目の肌荒れや敏感肌を引き起こす悪化因子が溢れている春先(または秋)のシーズンを肌トラブルなく、乗り切るために気をつけたいスキンケアのポイントは2つあります。


1、肌に対する<刺激>を極力少なくすること

肌表面には、汗や皮脂をはじめ、空気中に漂うチリやホコリ、雑菌、アレルギーを発生させる物質(花粉など)、排気ガス、メイクアップ料など肌に刺激となるものが数多く付着しています。


こうした異物の刺激や侵入は、普通であれば肌のバリア機能がブロックしてくれているわけですが、季節の変わり目で肌の抵抗力、免疫力が落ちている状況では、こうした外部刺激の影響を受けてしまいやすく、それがかゆみやヒリヒリ感、肌荒れの原因になります。


そのため刺激物質をとにかく避けることが第一で、外出先から帰ってきたら肌に負担のかけない洗顔料で、肌に付着している刺激物質を素早くきれいに洗い落とす必要があります。


洗い落とすケアは頑張りすぎると汚れと一緒に肌に必要な皮脂も落としてしまったり、肌を擦って角質層を傷つけてしまうので、そこは注意してください。


2、角質層の保湿力を保ちバリア機能を正常に保つこと

季節の変わり目は冬仕様から春仕様に切り替わっている最中なので肌の新陳代謝や皮脂の分泌などがまだ間に合っておらず、角質層の水分保持力が低下し、バリア機能も低下している状態です。


そのため、スキンケアで肌をサポートしてあげる必要があり、肌の状態によってはバリア力のある基礎化粧品を使って肌を保護するスキンケアを行う必要もでてきます。


肌が乾燥していると余計に角層の乱れの原因になり、乱れた角層の隙間から刺激物が侵入して敏感肌に傾きやすくなります。セラミド保湿を心がけて角質層のバリア機能を高めることに注力しましょう。


3、質の高い睡眠を心がけて肌荒れ予防

「副交感神経を優位にする」「ストレスを解消する」「肌の再生と修復を行う」といった効果が期待できるのが睡眠です。季節の変わり目ほどしっかり眠るようにしてください。


肌の新陳代謝を活性化するためにビタミンB群をはじめ、タンパク質やオメガ3系脂肪酸など脂質、ビタミンACEといった栄養を摂取することは確かに効果的ですが、成長ホルモンがやはり最強です。


睡眠不足だと成長ホルモンが分泌されませんから肌トラブルも防げませんし、治りも遅くなってしまいます。


ということで、まとめると、季節の変わり目の肌荒れや敏感肌対策は「刺激」と「乾燥」を防ぐこと、この2つを意識するようにしてください。


肌が不安定なこの時期に「刺激」と「乾燥」に対するケアを怠ってしまうと、肌のバリア機能が決定的に壊れてしまい、慢性的な敏感肌の原因、果てはアトピー性皮膚炎の発症という事態も起こしかねません。


「外的刺激⇒角化不全⇒バリア機能低下⇒角質水分量低下⇒ヒリヒリ・乾燥・ハリ・ツヤ低下」


という敏感肌スパイラルを断ち切るためには、セラミドなどの肌の水分保持力を高めてバリア機能を強化してくれる保湿成分を補給するスキンケアが一番効果があります。


刺激になるからと何もしないことは、肌を無防備な状態にしてしまうのでよくありません。しかし、化粧水のように水分を多く含む基礎化粧品を使ってお肌のお手入れをするのも間違いです。


季節の変わり目の肌荒れ、敏感肌対策としては保護力と保湿力に優れた乳液やクリームなど肌触りが柔らかいアイテムを使ったほうがいいですし、敏感肌用のクリームなら、なおのこと安心してスキンケアできるはずです。


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