トップページ >  > 敏感肌は日焼け止めはどうすればいいの?

敏感肌は日焼け止めはどうすればいいの?

敏感肌の日焼け問題

肌のバリア機能が弱い敏感肌にとっては日焼け止めというのはかなりの刺激になります。


特に肌表面で化学反応を起こし、紫外線を熱エネルギーに変換して放射する「紫外線吸収剤」を含む日焼け止めは乾燥(つっぱり感)が気になって塗れないという人も多いと思います。


無理をして日焼け止めを塗ってもUVは防げるかもしれませんが、肌への刺激になって炎症や乾燥の原因になってしまっては、敏感肌の状態を悪化させるだけです。


また、最近の日焼け止めは汗や皮脂で落ちにくいウォータープルーフ処方のものも増えており、日焼け止めを落とすのが大変になっている分、クレンジングの際に肌を擦りがちでそれが摩擦になって、敏感肌にとってはかなりの負担になってしまっている状態です。


そうした状況を考えると敏感肌は肌に優しい日焼け止めを探すよりもまずは日焼け止めを使わないUV対策を最優先に考えたほうがいいかもしれません。

日焼け止めを使わない紫外線対策とは?

まず、紫外線が最も強い10時~14時の間はなるべく外出を避ける。これは基本中の基本です。


それから最近はUVカット率100%の日傘もありますし、UVカット加工された衣類なども充実してきているので、こういったアイテムをうまく活用したいところ。


UVカット仕様の衣服には「紫外線遮蔽率」「UPF」のいずれかの表示がついているのでそれを参考にして選ぶようにします。紫外線遮断率は「%」で表記されているのでそのままの意味で受け取ればOKです。


UPFは未着用のときと比べて、赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)が起こるまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安をあらわす指数になります。SPFと意味は同じです。


また、目から入った紫外線にもメラノサイトは反応するという話もありますし、何より紫外線は水晶体にダメージを与えて白内障の原因になるので、その意味でも外出の際はサングラスを着用するのも忘れないようにしてください。


サングラスの色の濃淡はUVカット率とは関係ないです。むしろ濃い色のサングラスは瞳孔が開いて光を取り込もうとするのでよくありません。それから必ず%表記のあるものを選んでください。数字のないものはダメです。


身体の内側からのケアとしてはビタミンCをたっぷり摂取しておくと紫外線を浴びた際に発生する活性酸素を除去できるため、紫外線が強いシーズンは特にビタミンCを積極的に摂取するように心がけたほうがいいと思います。

敏感肌が使っても大丈夫な日焼け止めはどうやって選ぶ?

肌が弱い敏感肌に特化した日焼け止めの選び方やUVケアについてご紹介します。


日焼け止めの基本成分は紫外線(UV)を防御する性質を持った紫外線防止剤です。そして、紫外線防止剤には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類あるのはご存じだと思います。


紫外線吸収剤

化学的に紫外線を吸収してそれを熱エネルギーに変換して周囲に放出する作用がある。透明のオイル状の成分なので白くなりにくく、伸びがいいうえ、配合量を増やして色が付かないため高SPFのものは吸収剤を使っていることがほとんど。ただし、紫外線を周囲に放出する作用によって肌が乾燥したり、刺激になることがある。

紫外線散乱剤

物理的に紫外線を反射して肌に紫外線を触れさせない作用がある。乾燥や刺激になりにくいという良い点があるものの、白いパウダー状なので、配合量を増やすと色が真っ白になってしまうデメリットがある。


紫外線吸収剤を使っているものは基本的に乾燥しやすく、刺激も強い傾向があるため、「紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)」かどうかというのがまずチェックしたいポイントになります。


基本的に高SPF・高PAのものは紫外線吸収剤を使っていることが多いです。日常使いであればSPF30/PA++程度で充分なので、数値の大きさで日焼け止めを選ばないようにしましょう。


それから紫外線散乱剤も白浮きしにくく、より高SPF数値を出せるということで、「酸化亜鉛」を使っているものがありますが、亜鉛は金属アレルギーを引き起こす可能性があるため、酸化チタンを散乱剤として配合しているモノのほう敏感肌は安心して使えると思います。


Q. クリームタイプとジェルタイプではどちらがおすすめ!?

ジェルタイプの日焼け止めは紫外線防止剤を溶かし込むためにエタノールやDPGといったアルコール系の溶剤を多く使用している傾向があるので、敏感肌とは相性が良くありません。


また、ジェルタイプの日焼け止めは伸びがよく少量で広い範囲に塗布できることもあって、薄塗りしがちなのも問題点です。


日焼け止めは「1㎠あたり日焼け止め2mg」という面積あたりの塗布量で、SPF/PAの表記通りの紫外線防止効果を発揮するため、薄塗りではUVケアの意味がなくなってしまうんですね。

知る人ぞ知る!ワセリンベースの日焼け止め

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを使ってみたけどイマイチだったという場合は、ワセリンベースの日焼け止めを使ってみてはいかがでしょうか?


ワセリンベースなら肌に負担をかけることもありませんし、酸化しにくく、成分も防腐剤など余計な添加物が入っていないのでかなり安心して使えるはずです。


知る人ぞ知るワセリンベースの日焼け止めといえば、エメローゼンのVUVプロテクト(10g/ ¥1,500)という商品です。


※成分はワセリン・ジメチコン・酸化チタン・ナイロン・水酸化AI・メチコンの6種類のみ


商品は店舗販売されてませんし、HPもありません。注文はメールかFAXのみ。mail:info-cu@aimeerozen.jp FAX:043-301-3782 (株)エメローゼン通販部


その他、敏感肌用という触れ込みがある日焼け止めも色々ありますが、こればかりは実際使ってみないとわからない部分があるのでなんともいえません。


ベビー用であっても赤ちゃんの皮膚の常在菌の弱さを補うために殺菌作用のある刺激成分が含まれていることがあるので、必ずしもベビー用が安心&低刺激というわけではありません。


敏感肌に使える日焼け止めが少ないことは間違いありませんが、それを問題視するのではなく、普通に日焼け止めも使えない肌のほうに問題があることを忘れてはいけません。


肌のバリア機能がしっかり働き、肌のターンオーバーが整った健康な肌であれば紫外線の影響を必要以上に受けることもありませんし、できてしまったメラニンもスムースに排泄してくれるのでそれほど神経質にシミの心配をしなくて済むからです。


不健康でバリア機能の弱い肌のままでいることが一番のリスクであり、余計な心配を生む原因になってしまいます。敏感肌は毎日の徹底したセラミドケアで強固な肌の土台をつくるという視点を忘れてはいけません。

徹底解説!セラミドが敏感肌ケアに不可欠な理由